高校の国語の授業で
友に持つべきは、腕の良い医者 友に持つべきで無いのは、病気をした事の無い元気な人 高校の時 国語の先生は、皆川先生という味の有る先生でした。
黒ぶちの眼鏡をかけて、ちょっと猫背っぽくなりながら
ご自分の 色んな体験も交えて、作品の説明をして下さるので 『そういう解釈だと、面白いな~』と 60分近い授業時間が
いつも短く思える様な 好きな授業でした。
でも、この日の題材は
いま一つ、私の府に落ちる内容では 無かったです・・
友に持つべきは、腕の良い医者 友に持つべきで無いのは、病気をした事の無い元気な人
中国の漢文を基にした 授業だったのですが・・
病気をした事の無い、元気な人は 具合が良くない人の、本当に困っている思いが分からない、、という説明を
50代後半の皆川先生は
『分かりますね~ よ~く分かりますよ・・・』と しみじみ頷きながら続けられていたのですが、
その時の私には 『友に持つべきは、腕の良い医者』というこちらの方ばかり気になって
何だか、損得が気になる漢文だな~・・と思いながら あれから30年、何となく ちらちらと、その後も 気になっていました・・